青年海外協力隊としての中国での活動を五感と第六感を総動員してお伝えします。
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今日の午後、分院の看護師の勉強会で春ちゃんが講義することになっていた。
愉快な分院の看護師たち。
楽しんでROMの講義を受けている♪
でもコレ、、、院長がテストをするって言ったからみんなけっこう真剣。
しかし、院長は何をテストする気なのか。
院長自身分かっていないのに・・・どうやって判断するのか。
ま、いいか。
そっちがその気ならこっちもその気で♪
地震。
人口13億人とは言え、、、自分の国で起こっている出来事よね???と思うくらい関心がないスタッフ。ベイは毎日新聞をチェックしている。。そんなベイに、、「それ、どこの国?」って・・・おたくらの中国ですがな!!!!!!!と怒りたくなる。
一体全体・・・
種を蒔いてから30年後に咲く花もあるのだろうか。
中国語の手紙、書いていたら止まらなくなって、、結局3時までかかった。(苦笑)でも、こんな時だからこそ、しっかり伝えておこうと思った。
思った。
思った。
思ったんだ。。
伝わらなかったぁぁぁ。
仕方ないか。
笑ってしまうくらい情けない感じもしたけど、いまは仕方がないのかもしれない。
30年後くらいに、もしベイのことを覚えていてくれて、「ああ、あの時ベイが言っていたのは・・・」って奇跡が起これば、この寝不足も意味を持つのだろう。
さて、今晩も頑張らなくては。
活動もいよいよ締めくくりに向かう時にきているようだ。
春ちゃんが言った。
「ベイ、リハビリってさ『耐心』が必要なんだね。患者さんも指導する側も・・・」
『耐心』・・・辛抱強さ、根気強さ
今朝、思った以上に抵抗なく起きられた。昨晩寝るときは、休むのかな?なんて思っていたけど、すんなり出勤モードだった。
出勤。
なんだか気分が晴れ晴れしていた。
午前の患者さんを診ていると、院長がやって来た。
「リハビリを指導できるようになった看護師は何人だ?」
「1人です」
「どうしてだ?ここに専門家がいるのに、どうしてみんながやらないんだ?婦長はどこだ?」
「婦長は不在です」
「いいか、婦長に伝えるんだ。ベイはあと1ヵ月半で帰国だ。毎日1人ずつ看護師がついて学ぶように。1ヵ月後にテストをする。」
「(な、何を言っとるんじゃぁぁぁ!)院長・・・それは無理です。と言うか、意味がないと思います。彼女(春ちゃん)は5ヶ月やって来てまだ半分にも達していません。残り1ヶ月足らずで他の看護師が体得できるはずがありません。それより彼女にいろいろなことを教えて、彼女から他の看護師に伝えてもらおうと思っています。そうすることで彼女の知識や技術の確認にもなりますから。もちろん、彼女が他の看護師に教えているときは私も横にいます。そして、テストだなんてあり得ません。。。」
「アイヤ〜ベイはまだ聞き取れないのか。。」
と、やって来た医者に婦長に伝えるようにと同じことを繰り返した。
院長よ、、、
ベイは頭が悪いけど、、、どんだけ悪いと思ってるんだい??聞き取れてますけど。。
院長がリハビリ室を出るのを待って春ちゃんが言った。
「ベイ、そんなに簡単じゃないよね。私さ、最近少し分かって来たんだ。私も始めはリハビリって簡単だなーって見てた。でも実際始めたら難しいんだよね。私はベイが言っていたやり方でいいと思う。」
そして、
「ベイ、リハビリってさ『耐心』が必要なんだね。患者さんも指導する側も・・・」
院長は放っておこう。
春ちゃんは何かを感じ始めている。これを大切に温めなければ。。
そして、昨日のベイの涙の訳を医者がまったく理解していないことが分かった。誤解というか・・・ヒドイ。伝わったかな?と思っていたのが間違いだった。
さて、夜な夜な中国語の手紙書き。1時間で終わると言いのだが。。
最近元気が出ない。
ばあちゃんが死んだせいなのか、
昨日の地震のせいなのか、
なんなのかよく分からないけど変。
今日は春ちゃんが休みだった。
代わりにリハビリをするという最近来た看護学生、、大丈夫なのか。本当にやらせていいのか。。
治療開始。
患者さんの緊張が一気に伝わってくる。
「あ痛たたたぁぁぁ〜」
「痛いの?」ガシガシガシ・・・
・・・
どうする・・・
「代わろうか?」
怒りの涙。
患者さんをなんだと思ってるんだ!
学生に押し付けるみんなが許せなかった。
医者が反応した。ベイ、どうした?って。。。その看護学生?新人看護師?はベイが出勤していない日に春ちゃんについて勉強しているとか。
悔し涙。
なぜそれを教えてくれないんだ!
やっぱり私は蚊帳の外なのか、、、彼女らのその努力をどうして教えてくれないんだろう、、、それならそれで対応が出来たのに。
少し一人にしてもらった。看護師らが「ベイ、餃子食べよう」と呼びに来てくれた。
うれし涙。
こんなベイに笑顔でいてくれる。うれしかったし、彼女らが大好きだ。
この人たちが大嫌いだったらどんなにいいだろう。毎日無理難題を要求して、自分の思うようにことを進めようと出来れば気が済むのだろうさ。忙しい?どこがぁ??まだまだやれるでしょ!そう言えるのだろうさ。。
餃子はもらって帰って来た。
日本から郵便が届いていた。元職場の同期に頼んでいたもの。彼女からの手紙を読みながら餃子を食べた。ああ、中国にいるんだな。と改めて思った。
昼寝をした。
起きられなかった。
気付いたら19時だった。
気だるい。
まだどこか悪いのかな、、、私。
もうすぐ帰国されるあなたと、一応来たばかりの私。
4月5日に来て以来・・・
ずっと観光ビザで働いている。
居留証・工作証も出来てこない。
契約書、書かされたけれど
判を押されて戻ってこない。
労働節に関わるスケジュールの
変更、知らされませんでした。
こんな中で、なぜか給料は出た。違和感。
今、職場への不信感が高まりつつある。
長年の日本での教師生活経験が、
妙な拘りになっているのかもしれません。
外国人は蚊帳の外なのでしょうか。
隊員時代とは違う経験を、見つめるべきかも
しれませんが・・・。疎外感はそちらと
同じような気がします。
すみません、愚痴になりました。
桂林ウォーカーさん>
こんばんは。
そうですか・・・そんなですか。お察しします。
愚痴は溜まらないうちに吐き出しましょう。お互いに。。
ニュースなどでご存知か。。
中国・四川省で起きた大地震。
ここ桂林も震度1くらいか、、、長いこと揺れた。
昼休み、ウトウトしていた。
う〜ん、なんじゃぁ〜これ、なんだか懐かしい感覚ぅ〜
って!!!地震じゃん!!!
ベイの住家は6階。
ゆらゆらと。。
四川に同期隊員はいないが、リハビリ隊員がいる。
日本からの情報によると、NHKのニュースにテレビ電話で答えていたとか。無事なのでしょう。よかった。
ネットのニュースによると死者が増えそう。
中国の夜のニュースでは死者がでたことは伝えられていなかった。
いや〜、、、
帰国間際になっていろいろ起こるな。
そうそう、先日は大雨による洪水で。
_c
通勤路がやられたので迂回ついでに散策したり。
そして、手足口病。
桂林ではまだ発生していないらしいが、広西自治区内での死亡者が増えているらしい。ウチの病院でも明日緊急?に講座が開催されるらしい。
う〜ん、、、無事に帰りたい。
今回の地震、広範囲で揺れたようですね。やはりそちらも揺れてましたか。おそらくそのリハビリ隊員のコメント、私もニュースで見ましたよ。地震慣れしてる日本人だからか、とっても落ち着いているようでした。それより被害状況が分かって来て、地震のすごさが明らかになってきてますね。多くの方がなくなり、今も生き埋めになっているようです。早くの救助、復旧を願いたいです。
おばこ 2008年05月13日(火)22:30 New!miki@spainさん>
コメントありがとうございます。
さすがにこちらのニュースも地震関係が報じられています。これ以上、被害者が増えないで欲しいと思うものの。。。
この辺は全く被害がないので関係なし〜といった感じなのでしょうか。今も外から野外カラオケの大音量が聞こえます。なんだが切なくもあります。。
秋田からこんにちは。
無事だったのですね。よかった。
帰国間際は本当にいろいろあるので。
トモコさん>
お隣の国からこんにちは。
無事デス。ご心配おかけしました。。
日本社会に復帰出来てますか??笑
食器棚の下・・・そこがベイの貧乏性のたまり場。
お菓子の空箱
トイレットペーパーの芯
サプリメントの空き瓶
などなど
大きいものから小さいものまで・・・
捨てられないものがワンサカ。
『何かに使えるかもしれない・・』
そんな貧乏性が溢れている。
昨夜、
突然思い立って、、、折りたたんだりして整理した。
そう、これも帰国準備。
こんな紙類も売れますからね。。
母が言った。
『あなたを心配する日もあと少しなのね』と。
たくさんのゴメンねを伝えるより・・・ありがとう。
迷子ベイ。
犬のおまわりさんは・・・春ちゃんだった。
迷子になってから、出勤する気が重かった。。
『逃げちゃいけない、、、あと出勤は30日しかないんだから』そう言い聞かせて思い足を運んだ。
今朝もそうだった。
ギリギリまで寝ていた、、、と言うか、グズグズしていた。
午前の患者さんが終わる頃、リハビリ室でボ〜っとしていた。
『何だかんだ言っても、曲がりなりにも、、リハビリ室が形になってきている。でも、少なくても1年前にこの状況だったらな。。ま、でもゼロがここまで来たんだよな。。。よしとしなきゃ。』
そんなことを思っているとき春ちゃん。
「ベイ、明日、講座をしなきゃいけないんだけど何を話したらいいかな?私は関節運動の訓練について話そうかと思ってるんだけど、提案はない?」
「う〜〜〜ん。最近頑張っている評価について話したら?」
「でも、それは他の看護師には難しいんじゃないかな?婦長はね、他の看護師もリハビリが出来るようになってお金が入ってくればいいと言っているし、だから、みんなに関節の動かし方を教えたいと思うんだよね。」
ドッヒャ〜!!!だった。
お金って・・・
春ちゃんにむきになっても仕方ないんだけど、なってしまった。
「そんなら私、いらないじゃん・・・」
春ちゃんとはじめていろいろ話した。
そうしているうちに道が見えた。
あと30日でベイに出来ることって・・・と思っていたけど・・・まだあった。まだ30日もある。
助かった。
午後、春ちゃんが患者さんに触れる手にドキッとした。明らかに手の使い方が変わっていた。何で今まで気づかなかったんだろう。
負けてられない。
進め!!

今日から分院に出来た新しいリハ室の使用が始まった。
「ベイ、今日、院長の病院検査があるからリハビリ室開けて患者さん呼ぶよ」と春ちゃん。
おいおい・・・患者さんのためじゃないのかよ。。
こういうのがガッカリする瞬間。
結局、院長は「リハビリ室使ってるのか?」と聞いただけでお帰りのようでしたが。。苦笑
頭を抱えたまま数日を過ごしている。
これでいいのか。。
そして、今日も経済的問題でまだ起き上がれもしない高齢の患者さんが2人退院して行った。これからどんな風に過ごすんだろう。
ただ、以前、ベイが退院する患者さんに対して作った退院後の自主トレ表を真似て作った資料を医者が患者さんの家族に渡していた。どう動かすとか・・・全く分かりにくいものだったけど、作り始めたことに、、、感動した。
ちっちゃな芽が出ているのかもしれない。。
道が分からなくなった。
どうしたらいいんだろう。。
リハビリの目的は生活、その人らしい『生活』にあると思ってやって来た。
その人の戻っていくであろう社会を考えながら、その人の生活を取り戻す。。
でも、、、
この国じゃ、、、歩けないと、、、その人の社会は自宅の1室だけになる可能性が高い。
学生レベル以下知識ながら、歩行練習のお手伝いをして来た。障害の程度に関わらず、歩くことだけが成果となる。
本当にそうなのかな・・・
でも、患者も家族もそれを望んでいる・・・
『回復』ってそれだけじゃないよね?と言ってみたところで届かない。いまは届かない。
時が流れるのを待つしかないのか・・・
『異文化』と済ませていいのか・・・
あきらめるしかないのか・・・
私があきらめていいのか・・・
でも、熱くなったところで現実は・・・
分からなくなった。
進み続けたら、誰か見つけてくれるのか。。
春ちゃんがリハビリ指導を開始して4ヶ月が経った。
そんな今日、春ちゃんが患者さんを転ばせてしまった。
そう言えばベイも・・・入職して病院にも患者さんを診ることにも慣れてきたとき・・・転ばせてしまったけっけな〜と思い出した。
尊敬していた先輩がそばにいてすぐ指示を出してくれた。怒られると思っていた。が、怒られなかった。誰も怒らなかった。。患者さんを担当することってそういうことなんだな、、、と強く感じた時だった。
春ちゃんは患者さんの立ち上がりの訓練をしていた。その患者さんが休憩のために座ろうとした時だった、、、患側から崩れた。春ちゃんに抱きつくように倒れたため大事にはならなかったが、春ちゃんもビックリしただろう。
ベイはとりあえずバイタルを確認、問題なく、患者もけろっとしていたのでそのまま続けることに。
大事にすればよかった・・・と思ったのはその10分くらい後のことだ。
中国ではよく見かける光景なのだが、、、患者さんの治療をしながら平気でテレビを見たりする。
はっ!としたはずの春ちゃんが、、、歩行の練習をさせながらテレビに夢中になっていた。。。これまでも何度か注意してきた。でも、、、今日のことで少しは身にしみたかな?と思っていたのに。
ベイが患者さんに寄り添うと、ちょうどテレビの画面を隠すようなかっこうになった、、、が、それをよけてテレビを見ていた。。
進むべき道が・・・
いま、分院スタッフの流れは器機によるリハビリに動きつつある。いろんな意見があるだろう。でも、リハビリは適度な手と心をかけるものであるとベイは思っている。
分からなくなった・・・
でも、進まなきゃ・・・